きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

願いを乗せて・・・七夕賞

7月10日は、奥村 武 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週の重賞は福島競馬場で行われる夏の風物詩とも言える重賞・七夕賞(GIII)。七夕の近辺で行われ、その名の通り、それぞれの願いを乗せて競走馬が疾走します。出走馬たちは短冊にどのような願いを記すのでしょうか。

「連覇の栄光を」と記すのはクレッシェンドラヴ。昨年の七夕賞の他、一昨年の福島記念(GIII)も制している福島巧者。近走は果敢にGIに挑戦し、地力を高めてきました。
「昨年の忘れ物を、今年こそ」と願うはヴァンケドミンゴ。昨年の七夕賞はクレッシェンドラヴの3着。そして、11月の福島記念では僅差の2着と福島競馬の重賞があと少しですり抜けてしまった昨年。今年は忘れ物を手に入れられるでしょうか。
「過去の優勝馬ツインターボのように華麗な逃走劇を」と虎視眈々と狙っていそうなのはトーラスジェミニ、ロザムールあたりでしょうか。必ずしも逃げ、というわけでもない両馬に他の馬の思惑も絡む先行争いは見ものです。

「馬券で大当たりを・・・」と願うのはファンの皆さまでしょう。七夕賞は荒れる重賞としても有名。難解なレースほど、当てたときの快感は倍増。願いを込めた馬を一生懸命応援しましょう。

同じく日曜には小倉競馬場でダート重賞・プロキオンステークス(GIII)が行われます。1400m戦で行われてきたプロキオンステークスですが、今年は変則開催の関係で小倉の1700mでの決戦。珍しいコースでの重賞戦は荒れるのか、固いのか、ファンも頭を悩ませるところでしょう。
プロキオンステークスには、当協会会員のご愛馬ダノンスプレンダーとウェスタールンドの2頭が出走を予定。
ダノンスプレンダーのオーナー(株)ダノックス様は「重賞4回目の挑戦で何とかいい結果が欲しいです。馬の調子も良いので川田騎手でもあり、勝利を期待しています」とコメント。初見参となる小倉で躍動できるか注目です。

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