きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

混戦模様の天皇賞(春)楯を手にするのはどの馬か

ようこそいらっしゃいませ。

先週は、香港のクイーンエリザベス2世カップ(GI)に当協会会員のDMMドリームクラブ(株)様のご愛馬ラヴズオンリーユーが優勝という嬉しいニュースが届きました。
DMMドリームクラブ(株)様からは「日本からドバイへ、そして香港への遠征ということで大変な面もありました。ドバイでは1頭の調整でしたが、それを乗り越え、香港で同じ日本馬と共に調教ができ、結果もついてきて大変嬉しく思います。まだ現役が続くのでこれからも良い結果を出してほしいです。応援誠にありがとうございました。」と喜びの声が届いております。

今週は、伝統の長距離GI・天皇賞(春)が行われます。今年は例年と異なり、阪神競馬場の3200mで行われる一戦。コースも特徴的となっております。スタートから最初のコーナーは外回りを使用し、2週目は内回りを使用。京都競馬場の場合、最後の直線は平坦ですが、阪神競馬場の場合は直線で坂が待ち受けていることも考えると、同じ3200mでも、京都競馬場より阪神競馬場の方がスタミナの要求されるレース、と予想されます。

出走予定馬では、前哨戦の阪神大賞典(GII)を5馬身差で快勝したディープボンド、日経賞(GII)を制し鞍上は絶好調の横山武史騎手と注目を集めるウインマリリン、一昨年の菊花賞(GI)優勝馬のワールドプレミアが人気の中心となりそうですが、今年の天皇賞(春)は混戦模様と評されております。
当協会からは(有)サンデーレーシング様のディアスティマが出走します。前走は同じ阪神3200mの松籟ステークスを制しており、コース実績、スタミナという点での不安は無さそうです。(有)サンデーレーシング様からは「天皇賞(春)と同じコース、距離の松籟ステークスでは、折り合いに不安も見せず軽快に逃げ切ってくれました。連勝の勢いでGI制覇を期待します」とコメントをいただきました。

土曜日には、日本ダービーのトライアルレース・青葉賞(GII)が行われます。こちらは2着までに日本ダービーへの優先出走権が付与され、日本ダービーへの切符を求めてフルゲート18頭が揃いました。こちらも是非、ご注目ください。

×