きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

桜舞う中、乙女が駆け抜ける!牝馬クラシック・桜花賞

4月10日は、松永幹夫 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

高松宮記念(GI)、大阪杯(GI)が盛り上がりを見せ、春のGIシリーズも益々熱気を帯びて参りました。その熱気のバトンを受け継いで、今週は3歳牝馬クラシックの初戦・桜花賞(GI)が行われます。

純白の毛並みに身を包み、毛色と同じく戦績にも白星が並ぶ無敗の2歳王者ソダシが、今年の初戦にしてクラシック制覇を狙います。かつて体質的に弱く活躍が難しいとされていた白毛もソダシの活躍で評価は一変したことでしょう。堂々の主役で、桜花賞に望みます。

そのソダシに阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)で惜しくも敗れ、それが唯一の敗戦となっているのが当協会所属のオーナー(株)サトミホースカンパニー様のご愛馬サトノレイナス。昨年、暮れの借りを返すべく、この桜花賞にかける思いもひとしおなはず。オーナーは「ここは勝ち負けしたいですね。18番枠が少し心配ですが、出遅れないことを願って、あとはルメール騎手を信じて吉報を待ちたいです。能力的にはソダシに引けを取らないと思っていますので楽しみにしています。」と愛馬に関してお話いただきました。

六井元一様は、初めて所有したファインルージュが、初勝利、初重賞勝利を挙げる活躍。フェアリーステークス(GIII)優勝のタイトル引っ提げて、桜花賞に挑戦です。「桜花賞出走が決まって以来、家族皆に元気と楽しみを与えてくれているファインルージュ、何しろ元気に無事にレースを迎えてほしいと祈るばかりです。コロナ禍の今、緊張が続く中でレースに向けて調整頂いている牧場、厩舎、関係者の皆さまに、感謝、感謝、感謝であります。」と愛馬絵へのエールと関係者への感謝を口にされていました。

この他当協会からは、フラワーカップでオーナーに初の重賞タイトルをプレゼントしたホウオウイクセル、紅梅ステークスを危なげなく勝利したソングライン、関東のトライアルレース・アネモネステークスで2着のジネストラの計5頭が出走します。

先週は桜の花びらが鮮やかだった阪神競馬場。日曜日の雨でいくらか散ってしまったかと思いますが、今週の天気予報は春の日差しが嬉しい晴れ予報。桜舞う中、3歳牝馬の乙女が駆け抜ける桜花賞を是非、ご覧ください。

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