きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.10.6

ようこそいらっしゃいませ。

昨日も少し書いたのですが、亡くなったシンボリルドルフの記念レースをという声があちこちから湧き上がっています。

現存する記念重賞レースはセントライトとシンザン、初代と二代目の三冠馬を顕彰したものです。10戦不敗のダービー馬トキノミノルは共同通信杯に副称として名を残しています。

海外へ目を転じるとG1レースには少ないのですが、(200年以上の歴史を持つものも多く名称変更は不可能でしょう)G2以下となると過去の名馬を顕彰するレースが目白押しです。とくにアメリカは積極的で先年は現役続行中のゼニヤッタの記念レースを創設しようとしてさすがに顰蹙を買いました。

日本ではルドルフもそうですが冠名を戴く馬が多く、宣伝になるからとJRAが消極的なのだという説があります。ルドルフのオーナーである和田共弘さんがこの説を耳にして、期待馬に冠を外したマティリアルという名を付けたことがあります。この説もまんざら風説というわけではなさそうです。

さて、そうした諸事情はおくとして、ルドルフを顕彰するなら中山がいちばんだと思います。2度の有馬記念、皐月賞を含めて6戦6勝と圧倒的です。和田さん一族が中山馬主協会員だということも含めて、こんな馬は他にいません。現役のヴィクトワールピサが皐月賞、有馬記念など4戦4勝で後を追っていますがルドルフに並ぶのは至難の技でしょう。

どのレースが良いいかは議論百出でしょうが、こういう議論ならいくらしても楽しいものです。JRAさん、ぜひ楽しい議論をいっぱいさせてください。