きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2021.3.12

日本の名牝から世界の女王へ?

3月12日は、岩田 康誠 騎手、小野寺 祐太 騎手、宮崎 北斗 騎手、菅原 明良 騎手、森 秀行 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

ご存じのように、高精度かつ高級感に定評があるロンジン社のスポンサードによりIFHA(国際競馬統括機関連盟)がレーティングする「ワールド・ベストレースホース・ランキング」は、もっとも権威のある競走馬格付けとして、世界中のホースマンから信頼を集めています。その今年最初のランキングが発表され、1着10億円余の超高額賞金レース「サウジカップ」の覇者ミシェリフが122ポンドで暫定世界一にランキングされました。これで賞金とレーティングの双方で、堂々!ワールドチャンピオンの座に君臨したことになります。これは世界の強豪連が打ち揃って、打倒!ミシェリフに闘志を燃やすことを意味します。

その第1ラウンドは、今月末の「ドバイワールドカップナイト」に挙行されるドバイシーマクラシックになりそうです。獲得した賞金額とダートのレーティングで世界No. 1ホースに君臨したミシェリフ、今度は芝のレースで世界一を張ろうと名伯楽ジョン・ゴスデン調教師ともども野望に燃えています。このミシェリフ打倒!の先頭に立ち塞がるのは、日本の牝馬クロノジェネシスです。イギリスの大手ブックメーカー・ウィリアムヒル社の前売りオッズでは、クロノジェネシスが3倍の1番人気に、ミシェリフが3.5倍で追う展開です。他は少し離されて名門エイダン・オブライエン厩舎のモーグルが8倍で続きます。昨年、パリ大賞と香港ヴァーズでG1を2勝してスターダムに乗った新鋭ですが、日本人馬主が権利を持つ同厩ジャパンの全弟と言った方が分かりやすいでしょうか?もちろん鞍上はライアン・ムーアですから、伏兵以上の存在感があります。

前述のランキングは、ヨーロッパを含めた北半球はまだシーズン本格化前ですから、オーストラリア、香港の調教馬が主体のランキングになっており、レーティングのレベルも抑制気味に感じられますが、ドバイの結果を反映させた次回の発表では、面白い顔ぶれが並びそうです。クロノジェネシスが世界の女王を戴冠する名場面が見られるかも?