きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

名馬への登竜門

2月13日は、大江原 哲 調教師、田中 剛 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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今週は、土曜日にクイーンカップ(GIII)が、日曜日に共同通信杯(GIII)と京都記念(GII)が行われ、豪華な週末となりそうです。
各競走とも名馬を輩出するレースとして知られ、まさに“名馬への登竜門”といえます。

クイーンカップは3歳牝馬限定戦。過去には、ヒシアマゾン、ヴィルシーナ、そして記憶にも新しい昨年の春秋グランプリ制覇を成し遂げたクロノジェネシスが優勝しております。今年はフルゲート16頭が集結し、クラシックに向けた賞金加算を狙います。

共同通信杯は12頭がエントリー。昨年の2歳マイルGI・朝日杯フューチュリティステークスで2着の実績があるステラヴェローチェが出走します。距離延長をこなせるかが鍵となりそうです。共同通信杯からはミスターシービー、ナリタブライアンの2頭の三冠馬などを輩出しており、ここをステップに過去の名馬に肩を並べたいところです。

京都記念は、本年は京都競馬場改修工事の関係で、阪神競馬場で施行されます。かつて、京都記念が阪神競馬場で施行された年の優勝馬には、3歳時に皐月賞(GI)、日本ダービー(GI)で2着し、秋の菊花賞を当時のレコードタイムで優勝したビワハヤヒデがおります。ビワハヤヒデは5歳(現4歳)の初戦に、この京都記念を優勝し、そこから天皇賞(春)(GI)、宝塚記念(GI)を制しています。阪神競馬場で行われる今年の優勝馬も同様の活躍が期待されます。
このレースには、2019年のGI・オークス馬ラヴズオンリーユーが出走してきます。オークス優勝以降、勝利から遠ざかっていますが、「今年の始動戦ということで、一年を占う重要な一戦であると認識しています。更なる飛躍ができるよう、期待して見守りたいと思います」とオーナーのDMMドリームクラブ(株)様はコメントをくださいました。

名馬への登竜門をくぐり抜け、GIロードを歩む名馬の誕生を、しかと見届けましょう!

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