きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳の快走馬決定戦・朝日杯フューチュリティステークス

12月19日は、藤岡 康太 騎手、三浦 皇成 騎手、鈴木 慎太郎 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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先週は阪競馬場が白毛馬初のGI制覇で盛り上がり、その数時間後には、香港からダノンスマッシュとノームコアが優勝したという吉報が入り、日本の競馬ファンが歓喜に酔いしれた週末でした。
今週は2歳の快速馬決定戦・朝日杯フューチュリティステークス(GI)が阪神競馬場で行われます。
1949年に、3歳馬限定(現在の2歳馬)の競走「朝日盃3歳ステークス」の名称で創設され、当時は中山競馬場の芝1100mで施行されました。その後、舞台は中山1200m⇒中山1600m⇒阪神1600mと変遷し、現在に至ります。歴代の優勝馬にはマルゼンスキー、ミホノブルボン、ナリタブライアン、グラスワンダーなど活躍馬が多数。昨年はクラシックを盛り上げたサリオスが優勝しました。

今年は同じ阪神1600mで行われたデイリー杯2歳ステークス(GII)組が注目でしょうか。同レースは上位3頭が従来のレコードを破る好タイムでの決着。
同レース3着の青山洋一様は「前走のデイリー杯2歳ステークスは、上位三頭がこれまでのレコードを破っての決着。前走同様の舞台でのGIで、この馬も適正はあると思いますので、好走を期待しています」と愛馬スーパーホープにエールを贈られました。
そして、2着ホウオウアマゾンの小笹芳央様からは「前走のデイリー杯は2着と惜敗しましたが、勝ち馬と同タイムのレコードでした。今回も前目の競馬で能力を出し切って欲しいと思います」とやはりレコード決着となった前走を評価していました。
高レベルのデイリー杯2歳ステークスを優勝したレッドベルオーブの(株)東京ホースレーシング様は「前走重賞を勝つことができ、調子の良さは続いています。昨年兄のレッドベルジュールが朝日杯で残念な結果となってしまったので、同じようにデイリー杯勝利からの挑戦となるベルオーブには、兄ベルジュールの想いも背負ってGI優勝馬になってくれることを期待しております」と、兄の思いも背負って好走して欲しいと願っておりました。

レコード決着となったデイリー杯2歳ステークスと同様に、朝日杯フューチュリティステークスもこの3頭の三つ巴となるか。それとも関東の重賞好走馬が割って入るのか・・・第72回朝日杯フューチュリティステークスは20日(日) 15時40分発走です!

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