きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.10.16

ようこそいらっしゃいませ。

昨夜はイギリス競馬の終幕を飾るチャンピオンズデーが行われ、ダブルメインの最初、G1クイーンエリザベス2世S(1600m)で怪物フランケルが無敗の9連勝を達成しました。オーナーのカリッド・アブドゥーラ殿下もヘンリー・セシル調教師も来シーズンの現役続行を明言しています。マイルから10ハロンあたりへ距離を伸ばすことも検討されており、新しいフランケルが見られそうで楽しみです。

もう一方のG1ブリティシュチャンピオンS(2000m)は、G1戦線で善戦を続けらながら厚い壁に跳ね返されてきたシュリスデゼーグルが遂に宿願を果たしました。2着ソーユーシンク、3着スノーフェアリー、4着ミッディ、5着ナサニエルという顔ぶれですから快挙と言っていいでしょう。昨年に続きジャパンCにも登録があります。外国馬最先着と言っても9着に終わった昨年とは違い5歳になった今季は成長著しいものがあります。馬場は柔らかい方がいいみたいですが来日が待たれます。

エリザベス女王杯を目標にしているダンシングレインは、チャンピオンズ・フィリーズ&メアーズ(2400m)を貫禄勝ち。英オークス、独オークスに続く勲章をゲットしました。母が日本で高松宮記念を含めて8勝をあげたシンコウキングの半妹、(ということは英ダービー馬ドクターデヴィアスの半妹)日本向きの華麗な先行力の持ち主です。エリザベス女王杯は本命級の評価をしなければならないでしょう。

さて、日本の土曜競馬はデイリー杯2歳Sを一昨年の覇者リディルの半弟クラレントが勝ち兄弟制覇しました。直線で狭い馬群を割ってくる大人びたレースぶりが印象的でした。父ダンスインザダークは先週の毎日王冠のダークシャドウに続き、なんだか味のあるサラブレッドを立て続けに輩出しています。ちょっと目が離せない存在にのし上がってきましたね。東京メインのアイルランドTはブエナビスタの半弟、トーセンレーヴが落ち着いたレースぶりで復帰戦を飾りました。次走は天皇賞でしょうか。相手は桁違いに強くなりますが、どんな成長を披露してくれるのでしょうか。