きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

東西で伝統のGII

9月26日は、菱田 裕二 騎手、古川 吉洋 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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先週は、中山競馬場で菊花賞トライアル・セントライト記念(GII)が、中京競馬場で秋華賞トライアル・ローズステークス(GII)が行われました。
セントライト記念は夏に成長し力を付けたバビットの華麗なる逃走劇、ローズステークスは春の雪辱を期するリアアメリアが早め先頭から押し切り優勝しました。両馬とも本番のGIでどのような走りを披露するのか楽しみです。

さて、今週は日曜日に、東西で伝統のGIIが行われます。中山競馬場では天皇賞(秋)(GI)へ繋がるオールカマー(GII)が、そして今年は中京競馬場が舞台となり、西の菊花賞トライアル・神戸新聞杯(GII)が施行されます。

オールカマーには春の天皇賞(GI)で3着のミッキースワローや昨年のジャパンカップ(GI)で牡馬相手に2着の実績があるカレンブーケドールが久しぶりの出走を予定しております。
ミッキースワローのオーナー野田みづき様は「日経賞(GII)は1着、春の天皇賞(GI)は3着と今年前半は素晴らしい差し脚が生きました。今回も少頭数で差し比べの展開になれば、横山典弘騎手騎乗の効果も相まって、チャンスだと思います」と愛馬についてお話いただきました。

神戸新聞杯には、無敗の2冠馬コントレイルが登場。夏を越え、秋の初戦でどのようなレースを見せるのか競馬ファンの期待も大きいでしょう。
迎え撃つはライバル馬ヴェルトライゼンデ。2歳時にはホープフルステークス(GI)でコントレイルの2着。日本ダービー(GI)ではコントレイルの3着と、コントレイルとは3戦し、惜しくも王者に屈する形となっており、雪辱に燃える闘志は人一倍強いでしょう。
ヴェルトライゼンデのオーナー、(有)サンデーレーシング様からは「骨折明けの影響はなく、出走態勢は整っています。次走は菊花賞を予定しており、良いスタートを切りたいところです」と、この一戦に対するコメントをいただきました。

伝統の重賞を制して、次なるGIへと飛躍していくのはどの馬か、是非、ご注目ください!

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