きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

残り一冠を目指して

9月20日は、高野 和馬 騎手、手塚 貴久 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週は3日連続開催、中日の日曜は中京競馬場でローズステークス、明日は中山競馬場で朝日杯セントライト記念が行われます。
セントライト記念には今年は12頭がエントリーしました。3着まで菊花賞に優先出走権が与えられるレースで、近年では2015年優勝馬のキタサンブラックがセントライト記念を経由して菊花賞を制覇しています。

そのキタサンブラックですが、セントライト記念出走時はなんと6番人気でのレースでした。3歳クラシック戦線でスプリングステークスを勝ち、皐月賞でも2冠馬ドゥラメンテの3着と結果を残していたにも関わらず、ダービー14着の結果にブラックタイドxサクラバクシンオーの血統から実力に関して半信半疑で見られていました。しかし、低評価を覆してセントライト記念を優勝。2つ目の重賞を手にしたキタサンブラックは、それから引退まで7つのG1を手にするのですから、競走馬に秘められた才能がいつどこで開花かは本当にわからないものだと感じさせられます。

今年の3歳クラシック戦線は、コントレイルにデアリングタクトと牡馬牝馬ともに無敗の2冠馬が中心となって秋を迎えています。ひと夏を越し、両馬を脅かすような同世代馬が日曜、月曜開催で登場するか注目したいと思います。

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