きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

秋華を目指す紫苑の花

9月13日は、大庭 和弥 騎手、松田 大作 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

秋競馬が今週から開幕、土曜中山競馬場では秋華賞トライアルの紫苑ステークスが行われました。紫苑ステークスは秋華賞トライアルとして2000年に創設。2015年まではショウナンパンドラのみが秋華賞で結果を残していたレースでしたが、2016年にGIIIに格上げされ、以降、ヴィブロス、ディアドラと紫苑ステークス出走馬から立て続けに秋華賞優勝馬を送り出し、昨年はカレンブーケドールが紫苑ステークス3着から秋華賞で2着と、本番への関連性を深めるレースになっています。

今年の紫苑ステークスを制したのは、5番人気のマルターズディオサでした。マルターズディオサは、父キズナ、母トップオブドーラ、母父Grand Slamの血統で、2歳時には阪神ジュベナイルフィリーズでレシステンシアの2着、3歳になりチューリップ賞を制覇し、春のクラシックでも期待を集めた馬でした。しかし桜花賞では5番人気で8着、オークスは人気を落として12番人気での10着に終わっています。ひと夏を越し、今回体制を整え直しての本番へ向けての勝利となりました。

日曜は、中山競馬場で京成杯オータムハンデキャップ、中京競馬場でセントウルステークスが行われます。どちらもサマーシリーズの最終戦になります。夏が終わり、秋の始まりを告げるレースをどうぞお楽しみください。

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