きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.10.20

ようこそいらっしゃいませ。

1949年に皐月賞が中山に移設されて以来、何らかの事情で東京コースで行われたことが7回あります。この7頭の府中皐月賞馬から生まれた三冠馬は64年のシンザンだけ。なかなか厳しいことになっています。

56年のヘキラクは皐月賞をレコード勝ちしていますが、ダービーはハクチカラの3着、菊はキタノオーの4着でした。皐月賞では手玉にとった両馬に負けたのは距離の壁でしょうか。63年のメイズイにも同じようなことが言えるでしょうね。春二冠は競馬にさせなかったグレートヨルカに菊では6着と大敗してしまいました。

シンザンとこのメイズイだけが三冠をかけて菊に挑んだのですが、その意味ではオルフェーヴルの三冠確率は50%になります。もちろんそんなに簡単なものではないでしょうし、50年近く前の昔話が参考になるとも思えないのですが。

三冠達成にはいろんな壁があると思います。距離の壁もそうでしょうし、展開が向かないこともあります。それ以前に日本の暑い夏を無事に越すことも大難題でしょう。そういうことも含めて三冠なわけで、三冠が偉業として多くの人から尊敬される由縁なのでしょう。

オルフェーヴルというちょっと地味めなサラブレッドがここまで登りつめたことに感慨のようなものを覚えます。彼の会員さんであれば、なおさらでしょうね。悔いのない素晴らしいレースになればと願いましょう。