きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳馬戦ピックアップ2020 vol.7

ようこそいらっしゃいませ。

今週から舞台を新潟と札幌に移して競馬が行われます。今年は東京オリンピック・パラリンピックの開催を想定して競馬番組が組まれたため、夏の風物詩の小倉開催は8月15日〜となる変則開催になります。

まずは先週の2歳馬戦を振り返ります。
7月18日(土)には、この世代最初のJRA重賞・函館2歳ステークスが行われ、10番人気のリンゴアメが低評価に発奮する走りを見せ、見事に世代最初の重賞タイトルを獲得しました。愉快な馬名から今後もターフを賑やかにしてくれそうです。
7月19日(日)の函館では、2004年の秋華賞、2005年の宝塚記念とエリザベス女王杯などを制したスイープトウショウの半妹ピンクカメハメハが勝ち上がり。驚きは、母タバサトウショウが25歳という超高齢出産で産んだ仔という点。一般的に、若い年齢での仔の方が走るとされているため、鞍上の武豊騎手も驚いたとのこと。今後、姉のスイープトウショウに迫る活躍ができるか注目です。

さて、今週も新潟と札幌でも元気漲る若駒がデビューします。
7月25日(土)の新潟ではダノンランディがデビュー。兄は朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬で、昨年のGⅠ戦線でも好走したダノンプレミアム。父が短距離で活躍したロードカナロアということで、兄以上のスピードを見せつけられるか期待が集まります。

また日曜日の新潟6レースでは、ビーナスオーキッドがデビュー。当協会会員の助川啓一様は本馬で、自身のJRA初勝利を狙います。その助川オーナーから「新馬戦なので、どうなるか分かりませんが、まずは無事に走って欲しいですね。そのうえで、次に期待が持てるような走りができれば嬉しいです。」とコメントをいただきました。

日曜日には新潟名物・1000m直線重賞アイビスサマーダッシュ(GIII)が行われます。直線競馬が得意なライオンボスなどが出走を予定しております。こちらも是非、お楽しみに!

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