きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

真夏のダート重賞

8月9日は、藤田菜七子 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は新潟競馬場で3歳ダート重賞・レパードステークス、札幌競馬場で3歳以上ダート重賞のエルムステークスが行われます。
レパードステークスは今年で12回目を迎える歴史の浅い重賞レースです。2009年に3歳ダート馬の活躍の場を拡げ、秋のダート路線につながる重賞レースとして創設されました。初代王者のトランセンド、2012年優勝馬ホッコータルマエと、ダートの歴史に名を刻む名馬を送り出しているレースです。昨年は10番人気だった白毛馬ハヤヤッコが優勝。白毛馬として世界初の平地国際グレードレース優勝馬を誕生させました。

今年のレパードステークスには15頭が出走。秋のダート路線へ向けて競われます。3歳ダートは、春はカフェファラオが中心となって動いていたものの、単勝1.1倍に支持されたジャパンダートダービーでまさかの7着敗退。6番人気ダノンファラオが勝ち3歳頂点に立ちました。主役が破れたことで仕切り直しとなった3歳ダート路線。秋へ向けて、このレパードステークスから勢力図を塗り替えていくのはどの馬でしょうか。

エルムステークスには古馬14頭が集まりました。前走マリーンステークスで豪快な差し切りを決めたタイムフライヤーに、チャンピオンズカップ2着の実績を持つウェスタールンド、マイルチャンピオンシップ南部杯2着のアルクトス、ダート初出走のプロキオンステークスで2着となったエアスピネルと楽しみな顔合わせとなりました。激しく砂塵が舞うレースを期待します。

×