きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳馬戦ピックアップ2020 vol.8

8月1日は、小野次郎 調教師、高柳瑞樹 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

いよいよ8月に突入し、関東地方も梅雨明け間近という気配がしております。競馬は今週も新潟と札幌の2場開催でお届けします。
早速、先週の新馬戦を振り返ってみます。

驚きのレースとなったのは、7月25日(土)の新潟5レース。直線を先頭で迎えたリフレイムですが、徐々に外埒に向かって斜めに走っていき、ついには外埒いっぱいを疾走。それでも後続をしのぎ切って新馬勝ち。競走能力の高さと今後の成長が待たれる精神面、という二面性を見せた走りでした。
また7月26日(日)の新潟5レースではドゥラヴェルデが優勝。今年からデビューのドゥラメンテ産駒は早くも5勝目。2歳の早いうちから好成績を残せることで、来年以降の種付け人気も上がりそうです。

さて続いては、今週の注目馬をご紹介いたします。
8月1日(土)の新潟5レースではダノンバジリアがデビュー。フランケル産駒で注目も集まりますが、オーナーの(株)ダノックス様、川田将雅騎手、中内田充正調教師のタッグはダノンプレミアムやダノンファンタジーでもお馴染みで、ダノンバジリアもチーム力で新馬勝ちを狙います。
8月2日(日)の札幌5レースでは、芹澤精一様のコニャックがデビューを予定しております。オーナーゆかりの血統で、兄は昨年の札幌2歳ステークスを制したブラックホール。血統面からも洋芝は合いそうで、デビュー勝ちが期待されます。

2歳戦から離れますが、日曜日の札幌ではクイーンステークスが行われます。
前走のマーメイドステークスで格上・初の重賞挑戦ながら逃げ粘る競馬で4着に入着したナルハヤが今回も藤田菜七子騎手とのコンビで、重賞に挑みます。
オーナーの陣内孝則様からは「まずは無事にゴールしてくれるのが1番ですが、格上挑戦で出走することができたので運は持っていると思います。父サクラプレジデントは札幌の重賞を2勝しており、血統的にも札幌の芝は良さそうです。藤田菜七子騎手を背に、前目でこの馬らしい競馬を楽しみにしています」とコメントいただきました。

8月に入り、気候と共に益々熱い戦いが繰り広げられるでしょう。是非、人馬一体となった走りを楽しみにしていただければと思います。

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