きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

上半期大一番、牝馬か牡馬か

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日曜は阪神競馬場で宝塚記念が行われます。今年は8頭のG1馬が集結。18頭のフルゲートとなりました。前日オッズでは、サートゥルナーリア 2.8倍、ラッキーライラック 5.1倍、クロノジェネシス 5.3倍、ブラストワンピース 7.4倍、グローリーヴェイズ 8.4倍、キセキ 14.4倍、ワグネリアン 16.2倍、スティッフェリオ 42.6倍、カデナ 51.1倍、ダンビュライト 52.4倍、トーセンカンビーナ 53.6倍、モズベッロ 82.3倍、ペルシアンナイト 92.1倍、レッドジェニアル 92.4倍、トーセンスーリヤ 96.8倍、メイショウテンゲン 150.9倍、アフリカンゴールド 231.1倍、アドマイヤアルバ 359.1倍となっています。
昨年の皐月賞馬サートゥルナーリアが1番人気に支持され、大阪杯馬ラッキーライラックが2番人気、大阪杯2着のクロノジェネシスが3番人気、一昨年の有馬記念馬ブラストワンピースが4番人気、香港ヴァーズ優勝のグローリーヴェイズが5番人気と上位人気を形成しています。
18頭フルゲートでのレースは、2010年以来実に10年ぶりとなりました。

上半期の古馬G1戦線を振り返ると、フェブラリーステークスがモズアスコット(牡6)、高松宮記念 モズスーパーフレア(牝5)、大阪杯 ラッキーライラック(牝5)、天皇賞(春) フィエールマン(牡5)、ヴィクトリアマイル アーモンドアイ(牡5)、安田記念 グランアレグリア(牝4)と牝馬の活躍が目立っています。昨年の宝塚記念では唯一の牝馬での参戦だった3番人気だったリスグラシューが優勝。2016年のレースでは、ドゥラメンテ、キタサンブラック、ラブリーデイの牡馬G1馬を抜き去り、優勝したのは8番人気だった牝馬マリアライトでした。
今年は大阪杯ワンツーを飾ったラッキーライラック、クロノジェネシスの2頭の牝馬が宝塚記念に臨みます。出走こそなかったもののアーモンドアイが現役最強馬として輝く牝馬の時代が後押しする結果となるのか、それとも牡馬が巻き返すのか。上半期G1を締めくくる大一番に注目です。

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