きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.10.28

ようこそいらっしゃいませ。

悲喜こもごもの天皇賞秋の枠順が決まりましたね。18頭あわせてG1が11冠、G2、G3がそれぞれ18勝、ハイレベルなメンバーが揃いました。当欄で話題にしているペルーサは4枠8番、去年の4枠7番と1番違いですがゲート後入れの偶数番を引きました。“無冠の帝王”にようやく幸運の女神が微笑むのでしょうか。

さて、4歳秋に驚異的な成長を遂げた“無冠の帝王”ゼンノロブロイは京都大賞典を2着にまとめてスタート、天皇賞秋はオリビエ・ペリエ騎手を鞍上に迎えて、ダンスインザムード、アドマイヤグルーヴと2頭の牝馬を従えてサンデーサイレンス勢のワントゥースリーフィニッシュを決めます。99年のスペシャルウィークを最後に天皇賞秋から遠ざかっていたサンデーサイレンス軍団の復活を告げる戴冠でした。

“無冠の帝王”を返上すると、それまで溜めに溜めた無念の想いを爆発させるように快進撃がはじまります。ジャパンC、有馬記念と向かうところ敵なしの安定ぶりでした。フィジカル面の充実はもちろんですが、精神的な成長なしにこの安定した強さは語れないでしょう。

過去4度も天皇賞秋を勝っている藤沢和雄調教師は、ことあるごとにペルーサを偉大な父と比較して《4歳秋になれば》と語り続けてきました。今まさに“その秋(とき)”が到来しました。どうぞ悔いのない走りをしてください。