きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

怪物誕生の予感

2月23日は、横山 典弘 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は今年最初のG1・フェブラリーステークスが行われます。今年のフェブラリーステークスは16頭が出走。土曜時点でのオッズでは、モズアスコットが2.9倍で1番人気となり、インティが3.6倍で2番人気、サンライズノヴァが6.9倍で3番人気、アルクトスが8.0倍で4番人気とここまでが10倍を切るオッズ、以下、ノンコノユメが19.3倍、ヴェンジェンスが19.7倍、ワイドファラオが21.1倍、デルマルーヴルが27.1倍、ワンダーリーデルが28.3倍、タイムフライヤーが29.0倍、モジアナフレイバーが32.9倍、ミッキーワイルドが34.5倍、ブルドッグボスが63.2倍、キングズガードが88.4倍、ミューチャリーが95.5倍、ケイティブレイブが113.7倍となっています。

今年のフェブラリーステークスは、前哨戦の東海ステークスを勝ったエアアルマスが骨折によりフェブラリーステークスへの出走を断念。昨年のチャンピオンズカップ覇者クリソベリルは29日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われるサウジカップデー諸競走へと向かうこととなり、安田記念馬モズアスコットと昨年の覇者インティが人気の中心となっています。

過去芝から転向してフェブラリーステークスへと挑んだ馬は数多くいましたが、ダート実績馬に勝利を阻まれてきました。しかし今回1番人気となっているモズアスコットは、初ダートとなった根岸ステークスでコパノキッキングを下しての参戦となり、芝でのマイルG1実績も人気を後押ししています。芝からダートへと転向して結果を残した馬と言えば、クロフネを思い出します。クロフネは天皇賞(秋)が除外となり、武蔵野ステークスへ出走。結果、前哨戦を圧勝。次走のジャパンカップダートでは、前年度優勝馬ウイングアローに7馬身差をつけて勝利を飾りました。
モズアスコットはダートG1の舞台でどのような走りを見せてくれるでしょうか。怪物誕生の予感を抱きながらレースに注目したいと思います。

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