きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

東京マイルから世界に羽ばたけ

2月8日は、江田 照男 騎手、深山 雅史 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週は東京競馬場で東京新聞杯(GIII)が、京都競馬場できさらぎ賞(GIII)が行われます。
今年で70回目の節目の年を迎える東京新聞杯は、その名の通り東京競馬場の1600mマイル戦で施行されます。

昨年の優勝馬インディチャンプは、東京新聞杯で初重賞制覇を成し遂げると、春の安田記念(GI)、秋のマイルチャンピオンシップと一気にマイル王者に駆け上がり、暮れには香港国際競走のひとつ香港マイル(GI)に挑戦をいたしました(結果は7着)。
また一昨年の勝ち馬、リスグラシューの活躍は、皆様がご承知の通りですが、2018年にエリザベス女王杯(GI)を制し、その年の香港ヴァーズ(GI)に挑戦し、惜しくも2着。2019年は宝塚記念(GI)と有馬記念(GI)という春秋グランプリ制覇に加えて、オーストラリアのコックスプレート(GI)も優勝し、世界を股にかけて活躍しました。

今年の注目出走馬は下記の通りです。

ケイアイノーテック:東京マイルで行われるNHKマイル(GI)の覇者。得意舞台で復権なるか。
サトノアーサー:東京1800mの重賞エプソムカップ(GIII)の優勝経験あり。
プリモシーン:東京マイルで行われた昨年のヴィクトリアマイル(GI)2着。今年こそGI制覇するためにも、まずはここから。
レイエンダ:ダービー馬レイデオロの弟。富士ステークス(GIII)2着など、東京マイル実績もあり。
レッドヴェイロン:東京マイル戦績は(2.1.1.0)と条件ピッタリ。兄クラレントは東京新聞杯の優勝馬で、兄弟制覇を目指す。

レッドヴェイロンのオーナー(株)東京ホースレーシング様からは「前走のキャピタルステークス(L)では、惜しくも2着でしたが、東京のマイルが合うことを証明してくれました。東京のマイルはこの馬にとって絶好の舞台ですし、兄はこのレースを制するなど血統的にも向いていますので、何とか初重賞制覇を飾って欲しいです」と初重賞制覇への意気込みを語っていただきました。

今年も東京マイルから世界に羽ばたく馬が今年もでることを期待して、見届けたいと思います!

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