きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2020年、中央競馬スタート

1月5日は、津村 明秀 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

本日から2020年中央競馬が開幕、初春恒例の競馬願掛け行事・東西両金杯が中山競馬場と京都競馬場で行われます。
昨年は平成から令和に改元され、平成とともにディープインパクト、キングカメハメハと日本競馬の血統を大きく飛躍させた大種牡馬がこの世を去りました。2011年からディープインパクト、キングカメハメハと2頭のワン・ツーだった種牡馬リーディングも、今後は大きく様変わりしていき、残り数年で迎えるラストクロップ以降、後継種牡馬あるいは新種牡馬の活躍に注目が高まっていくことでしょう。
日本の血統を塗り替えたサンデーサイレンスが亡くなったのが2002年でした。ポストサンデーサイレンスが嘆かれラストクロップがデビューした2005年にクラシック三冠馬となったのがサンデーサイレンスの血を受け継いだディープインパクトでした。残りわずかの産駒から偉大なる名馬が誕生し、後継種牡馬としてサンデーの血はディープインパクトへと託されていったのでした。

ディープインパクト産駒にキングカメハメハ産駒もこれからラストクロップへと近づいていきます。すでにキングカメハメハ産駒のロードカナロア、ルーラーシップが種牡馬ランキングのトップ10入りを果たしていますが、新たな後継種牡馬候補の視点からもクラシック戦線に注目が集まっていきそうです。

さて東西両金杯の方は、中山金杯は福島記念を勝ったクレッシェンドラヴ、昨年末のチャレンジカップ2着トリオンフ、セントライト記念3着の実績を持つザダルあたりが上位人気、京都金杯はNHKマイルカップ3着のカテドラル、京都マイル実績のあるサウンドキアラ、スワンステークス馬ダイアトニックが人気の中心となっています。とはいえ、いずれもハンデ戦ですから予想は最後の最後まで頭を悩ませそうです。

長いような短いような1年の始まり。皆さんの馬券に幸運が舞い降りますように。今年も競馬をどうぞよろしくお願いします。

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