きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2019.12.19

歌人“京雅”さんからの和歌(沓冠) 朝日杯フューチュリティステークス

12月19日は、藤岡 康太 騎手、三浦 皇成 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
先週は、2歳のマイルチャンピオン決定戦、朝日杯フューチュリティステークスが行われました。まだ成長期にある若駒たちの一戦とあり、どのようなレースになるか注目が集まりましたが、結果は人気となったサリオス、タイセイビジョンの1・2番人気がワンツーフィニッシュ。3着に14番人気の伏兵グランレイが追い込んできました。覆面歌人の京雅さんからは、この朝日杯フューチュリティステークスの和歌が届きました。是非、隠れたメッセージを読み解いてください。(メッセージの答えは最後に)

朝日杯フューチュリティステークス 京雅

無敵見た
早くも好位
行け遥(春)か
出来は万全
伸びる大器だ

隠れたメッセージは「むはいでの たいかんだ → 無敗での 戴冠だ」です。
無()敵見た(
早()くも好位(
行(い)け遥()か(
出()来は万全(
伸()びる大器だ(


<京雅さんの和歌【沓冠】の解説>
無敗のサリオス、レッドベルジュール、連対を外したことのないタイセイビジョンの3頭が人気を集めた一戦。勝ったのはサリオスで、無敗の3連勝でチャンピオンに登りつめました。
サリオスはスタートから3番手の好位で折り合い、直線は早め抜け出しの横綱競馬で優勝。
今回は1600mのマイル戦での優勝。春のクラシック戦線は2000mの皐月賞、2400mの日本ダービーと続きます故、距離延長が春に向けた課題でしょうか。NHKマイルからリアルインパクト以来の3歳馬による安田記念制覇というマイルの頂点を目指すローテーションも面白そうです。
いずれにしても伸び盛りの大器。遥かにある夢に向けて、まずは第一歩を踏み出しました。


さて、今週はいよいよ有馬記念。出走予定馬のうち11頭がGⅠ馬という豪華メンバー。年の瀬の大一番。皆様はどの馬に夢を託すのでしょうか。ドリームレース、有馬記念まで間もなくです!


※ 【沓冠】の解説
和歌の折句の一種。意味のある10文字の語句を、各句の初め(冠)と終わり(沓)に1字ずつ詠み込んだもの。「沓」とは、体の一番下に着けるもので、「冠」とは、一番上に着けるものであることから、「沓冠」といわれる。 平安貴族の「言葉遊び」で、短歌の中に、本文とは違う言葉を忍び込ませて、和歌の表面とは違ったメッセージを密かに伝えているところが、面白いところ。

※歌人“京雅”さん
長く競馬サークルに住みついている覆面歌人。本年から、当協会ホームページで連載開始。渾身の一首をお届けするので皆さんも、是非、謎解きに挑戦してください。