きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

最強牝馬につづけ

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日曜は京都競馬場でエリザベス女王杯、福島競馬場で福島記念が行われます。エリザベス女王杯には18頭が出走。牝馬同士の熾烈なレースが繰り広げられます。
JRAより発表された前日オッズでは、ラヴズオンリーユーが2.2倍、クロノジェネシスが4.9倍、ラッキーライラックが5.9倍、スカーレットカラーが6.6倍、ウラヌスチャームが20.8倍、センテリュオが20.8倍、クロコスミアが24.3倍、ポンデザールが46.1倍、サラキアが54.9倍、フロンテアクイーンが60.9倍、シャドウディーヴァが63.1倍、ゴージャスランチが74.2倍、サトノガーネットが77.9倍、アルメリアブルームが80.5倍、ブライトムーンが96.1倍、ミスマンマミーアが110.5倍、レッドランディーニが128.9倍、レイホーロマンスが273.9倍となっています。春に無敗でオークス馬になったラヴズオンリーユーが、ひと夏を越してパワーアップし秋初戦を迎えます。

現在、日本の競馬界では4歳牝馬のアーモンドアイが怪物として君臨し、秋初戦の天皇賞(秋)で豪華メンバーを圧倒して優勝。G1・6勝目を手にして現役最強を証明しました。そのアーモンドアイの次走は12月8日の香港カップと発表され、アーモンドアイはドバイにつづく海外G1制覇へ向けて調整されています。
エリザベス女王杯といえば、最強牝馬決定戦の趣が色濃かったものの、昨今は牡馬を凌駕する最強牝馬は天皇賞(秋)、ジャパンカップへと目指す流れとなっています。とはいえ、残された牝馬の実力が劣るわけではなく、昨年エリザベス女王杯を優勝したリスグラシューはその後、香港ヴァーズ2着、クイーンエリザベス2世カップ3着、宝塚記念優勝、2015年の優勝馬マリアライトも翌年の二冠馬ドゥラメンテを下して宝塚記念を制覇するなど、牝馬の枠を超えて結果を残してます。

最強牝馬につづけ。今年のエリザベス女王杯でも、最強牝馬につづく女傑の誕生に期待が高まります。

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