きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

令和元年競馬のフィナーレ

11月29日は、伊藤 大士 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週から中山競馬場の師走開催がスタート、早いもので令和元年の競馬もフィナーレを迎えます。来年からは有馬記念がフィナーレを飾るにふさわしい最終日に固定されるそうで、「有馬を国民的祝祭イベントに」という中山馬主協会の西川賢会長の長年の悲願に、また一歩近づくことになります。

海外に目を向けると、ヨーロッパは障害シーズンが主役を張り、平地はオールウェザーが中心の下級レースが行われています。しかし年中無休のアメリカや日本では相変わらずファンを沸かせており、香港では来週は4つのG1を一気に挙行する国際競走デーが開催されます。今年は4レースすべてが日本でも馬券発売され、大いに盛り上がりそうですね。最高賞金レースの香港カップに出走するアーモンドアイに期待が集まりますが勝ち負け云々よりは、どんな走りを見せてくれるかが楽しみです。女王の華麗な舞に胸がワクワクさせられます。

香港ヴァーズのディアドラも見違えるほど強くなりました。ヨーロッパ遠征での勝利はワールドクラスの評価が与えられる快挙です。一段と成長した姿を見せてくれるでしょう。香港マイルは地元の絶対王者ビューティージェネレーションが過重な斤量に苦しんでいる近況ですが、ハンデを課されないG1なら話は別でしょう。インディチャンプを総大将とする日の丸軍団はペルシアンナイト、アドマイヤマーズ、ノームコアと4騎が挑みます。大仕事を期待したいです。地元勢が強いスプリントですが、先週お話したようにダノンスマッシュは平坦コースが大得意、急坂に苦しめられた中山のスプリンターズSとは一味違った競馬を見せてくれるはずです

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