きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

最強マイラー決定戦

11月17日は、菊川 正達 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は京都競馬場でマイルチャンピオンシップが行われます。今年はG1馬5頭を含め17頭が出走。秋のマイル王をめぐって競われます。
JRAより発表された前日のオッズでは、ダノンプレミアムが3.0倍、ダノンキングリーが4.2倍、インディチャンプが5.1倍、ダイアトニックが10.5倍、アルアインが12.5倍、ペルシアンナイトが16.4倍、モズアスコットが18.9倍、レイエンダが20.3倍、マイスタイルが30.9倍、グァンチャーレが34.1倍、プリモシーンが37.0倍、クリノガウディーが48.9倍、カテドラルが51.1倍、フィアーノロマーノが90.0倍、レッドオルガが108.4倍、エメラルファイトが169.3倍、タイムトリップが304.9倍となりました。

マイルチャンピオンシップの過去のレースというと、2012年のレースを思い出します。このレースで勝ったのは当時4歳馬だったモーリスでした。モーリスは同年春に安田記念を4連勝で勝ち、休みを挟んでぶっつけでマイルチャンピオンシップに参戦。人気の面では前哨戦で結果を残してきたイスラボニータやフィエロ、サトノアラジンに譲るものの、レースでは中団追走から自信たっぷりのレースで直線早め先頭に立ち、後続馬の追撃を振り切って優勝。春秋マイル連覇を達成し、モーリスはその後、香港でもその名を世界に轟かせ、マイル絶対王者としての地位を不動のものにしたのでした。

今年インディチャンプが春秋連覇の偉業に挑みます。人気のダノンプレミアムは、春の安田記念での名誉挽回を狙います。近年のマイル路線は実力が拮抗し、予想が難解のレースとなっています。マイル路線の絶対王者として君臨するような、マイル王の登場を期待します。

×