きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

凱旋門賞2019

10月6日は、池上 昌和 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は東京競馬場で毎日王冠、京都競馬場で京都大賞典、そしてパリ・ロンシャン競馬場では凱旋門賞が行われます。
凱旋門賞は1920年に創設されたレースで、日本馬の挑戦は1969年のスピードシンボリに始まり昨年までのべ23頭が出走。1999年のエルコンドルパサー、2010年ナカヤマフェスタ、2012、2013年のオルフェーヴルと過去2着し、世界の壁を超えるまであと一歩のところまできています。2019年は日本からはフィエールマン、ブラストワンピース、キセキの3頭が遠征。悲願達成に挑みます。

今年の凱旋門賞は日本馬も含めて12頭が出走し、エネイブルの史上初・前人未到の凱旋門賞3連覇なるかに注目が集まっています。エネイブルは2017年、2018年と凱旋門賞を連覇。昨年は凱旋門賞からブリーダーズカップ・ターフへと挑み、史上初となる同年制覇を達成しています。現在G1・10連勝中で、今年7月のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでは、当時世界ランキング1位のクリスタルオーシャンとの直線500メートルあまり続いた死闘の末、クビ差制して優勝し、世界最強を強烈にアピールしました。前走ヨークシャーオークスを完勝し、そして凱旋門賞を迎えます。

エネイブルで話題が独占される中、日本馬はどこまで存在感を示せるでしょうか。過去ナカヤマフェスタが伏兵評価から一転、ゴール直前、エルコンドルパサーと同じ蛯名騎手を背にワークフォースをアタマ差まで追い詰めました。あのときのように予想を超える展開を日本馬には期待したいです。

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