きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳馬戦ピックアップ vol.13

ようこそいらっしゃいませ

夏競馬開始とともにお届けしてきた「2歳馬戦ピックアップ」のコーナーも今回で一区切り。GⅠがなく少し物足りなく感じる競馬ファンも多い夏競馬を毎年賑わせてくれるのが2歳馬たち。そんな2歳馬たちに注目していただきたく開始したのが本コーナーでした。
オーナーにとっては、どんなレースよりもデビュー戦が緊張する、という方が多数いらっしゃいます。我が子同然の愛馬がようやく競馬場で疾走する。その姿を眺めるオーナーの様子は、運動会で走る子供を見守る親の心境に近いかもしれません。「1着でなくても良いから、まずは無事に完走して欲しい」そうおっしゃるオーナーの心の内も良く分かります。それほど、オーナーにとって、ご愛馬のデビュー戦は大切なものなのでしょう。

さて、夏競馬、そして本コーナーのトリを飾るのは札幌競馬の札幌2歳ステークスと小倉競馬の小倉2歳ステークスです。どちらも夏の2歳重賞として定着しており、数多くの名馬を輩出しております。

札幌2歳ステークスの注目は、前走、札幌2歳ステークスと同コース・距離で行われた未勝利戦で2着に1.8秒の大差をつけて勝利したゴルコンダでしょうか。オーナーの(有)サンデーレーシング様からは「コース適性は高いですので、重賞初制覇を期待します。」とコメントをいただきました。

小倉2歳ステークスも(有)サンデーレーシング様のカイルアコナが人気となりそうです。祖母のアンブロワーズは2歳重賞の覇者で、暮れの2歳GⅠでも2着に来ております。カイルアコナについては「現在リーディングの川田騎手を背に、2歳重賞タイトルを目指します。」とコメントが届いております。


夏競馬は終わっても、まだまだ2歳馬たちの戦いは続きます。ぜひ、秋競馬でも2歳馬たちの応援をよろしくお願いいたします。

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