きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳馬戦ピックアップ vol.11

8月17日は、牧浦充徳 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

夏競馬開催中の土曜日のきょうの蹄音では、2歳馬戦に注目した「2歳馬戦ピックアップ」のコーナーを連載しています。
早速、先週の2歳馬戦を振り返ります。

8月11日(日)の新潟メイクデビューでは、5R、6RとC.ルメール騎手、藤沢和雄調教師のコンビが連勝しました。
5Rはカトゥルスフェリスが制しました。スタートこそダッシュが付きませんでしたが、道中は中団から脚を溜め、直線で大外に持ち出し、最後は逃げ馬を捕えきりました。母はアメリカでGI5勝の名牝。カトゥルスフェリスも母のように躍動できるか、今後の活躍が待たれます。
6Rのサンクテュエールはアメリカの芝・ダート両方でGIを獲得したヨシダの半妹。サンクテュエールは父がディープインパクトですので、芝路線・クラシックを目指すと思いますが、将来的には姉のように芝・ダートの二刀流も楽しみです。

さて、今週は日曜日の札幌5レースの新馬戦に注目したいと思います。主な出走予定馬は下記のとおりです。
・アスターファゴット:母ジェルミナルは2歳時から活躍し、牝馬クラシック皆勤賞。桜花賞、オークスでは3着に入るなどブエナビスタのライバルとして活躍。
・ホウオウピースフル:兄は3歳で有馬記念を制したブラストワンピース。父はオルフェーヴルに変わりましたが、兄をよく知る大竹正博調教師が管理。
・ミヤマザクラ:スプリングステークスを制して、クラシック3冠すべてに出走したマウントロブソンの全弟。
・ラザフォード:C.ルメール騎手と藤沢和夫調教師のコンビで今週も新馬勝ちを狙います。兄のルヴォルグが昨年の評判馬で新馬勝ちをおさめています。

新潟、小倉競馬でも重賞ウィナーの弟や妹が出走続々と出走してきます。1勝、1走することが大変な競馬の世界。無事に出走する若馬たちを是非、応援して下さい。

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