きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2019.8.3

2歳馬戦ピックアップ vol.9

8月3日は、杉浦宏昭 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
史上2頭目の無敗の三冠馬となり、種牡馬としても多くのG1馬を残してきたディープインパクトがけい用先の社台スタリオンステーションで亡くなりました。7月30日早朝、レントゲン検査で頸椎に骨折が見つかり、回復の見込みが立たないことから、安楽死の処分が取られたようです。御冥福をお祈りします。
ようこそいらっしゃいませ。

梅雨が明け、8月に突入し、本格的な夏の到来です。暑さに強い人、暑さに弱い人がいるように、競馬にも「夏馬」という言葉や「夏は牝馬」という格言があります。夏の暑さを予想に盛り込むのも競馬の難しいところかもしれません。
さて、土曜日は「2歳馬戦ピックアップ」のコーナーをお届けします。まずは、夏の暑さを吹き飛ばす爽快な走りを見せてくれた先週の新馬戦を振り返ります。

7月27日(土)新潟5レースはスマイルカナが優勝。父は突如、訃報が飛び込んできたディープインパクトです。父は追いこみ馬でしたが、スマイルカナは逃げ粘りの新馬勝ち。またハナ差の2着に迫ったのはゲームアルアルで、父はハーツクライでした。国内で唯一、ディープインパクトが敗戦したのがハーツクライで、今から思い返すと、ディープインパクトにゆかりのある新馬戦だったのかと思い起こされます。

7月28日(日)札幌5レースは、レザネフォールが新馬勝ち。母ラナンキュラスは桜花賞にも出走しており、また祖母のファレノプシスGIを3勝した名牝です。ゆっくりしたスタートから、4コーナー付近でまくり気味に進出し、直線で鋭く伸びました。着差はクビでしたが、まだまだ余裕がありそうな勝ち方でした。

さて、今週は土曜日の新潟9レースで、2歳オープンのダリア賞が行われます。単勝1桁人気が複数頭おり、混戦模様になるのでは、と予想する方が多いようです。このレースは是非、種牡馬に注目してご覧いただければと思います。
今年の2歳種牡馬リーディングTOP3のキズナ、ダイワメジャー、ディープインパクトの産駒は1頭も出走しておらず、また出走9頭すべての父が別の種牡馬となっております。日本で活躍した馬から、海外の名馬の産駒まで、次世代のリーディングを狙う種牡馬の産駒が登場しますので、楽しみにご観戦ください。


2歳馬戦からは離れますが、嬉しいニュースがイギリスから飛び込んで参りました。イギリスのGI・ナッソーステークスに挑戦した日本馬ディアドラが見事優勝。日本調教馬によるイギリスGI制覇は2000年のアグネスワールド以来19年ぶりとなります。ディアドラは世界各国のGI競走にチャレンジしており、待望の海外GI制覇となりました。