きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2019.8.1

歌人“京雅”さんからの和歌(沓冠) アイビスサマーダッシュ&クイーンステークス

8月1日は、小野次郎 調教師、高柳瑞樹 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
史上2頭目の無敗の三冠馬となり、種牡馬としても多くのG1馬を残してきたディープインパクトがけい用先の社台スタリオンステーションで亡くなりました。7月30日早朝、レントゲン検査で頸椎に骨折が見つかり、回復の見込みが立たないことから、安楽死の処分が取られたようです。御冥福をお祈りします。
先週は、新潟でアイビスサマーダッシュ(GIII)、小倉で小倉サマージャンプ(J・GIII)、札幌でクイーンステークス(GIII)と各競馬場で重賞が行われました。新潟と札幌の両重賞では、当協会の会員が優勝されました。京雅さんからは重賞制覇を祝して、和歌が2首届いております。是非、隠れたメッセージを読み解いてください。(メッセージの答えは最後に)

アイビスサマーダッシュ 京雅

ボス飛ばそ
すぐ先行と
駆けたなら
決戦で勝ち
ただ千直を

隠れたメッセージは「ぼすかけた そとらちを → ボス駆けた 外埒を」です。
ボ()ス飛ばそ(
す()ぐ先行と(
駆()けたなら(
決()戦で勝ち(
た()だ千直を(


クイーンステークス 京雅

読んで今
馬みごと抜け
疾走は
抜群良いな
出来た四勝し

隠れたメッセージは「ようしばで まけはなし → 洋芝で 負けは無し」です。
読()んで今(
馬()みごと抜け(
疾()走は(
抜()群良いな(
出()来た四勝し(



<京雅さんからのメッセージ>
中山馬主協会の会員様が新潟と札幌で重賞優勝というおめでたい週ですので、和歌を2首詠みました。

新潟のアイビスサマーダッシュではライオンボスが1番人気に応えて優勝。好スタートから外埒につけて、先行抜け出しの戦法。急遽、乗り替わりとなった田邉騎手の檄に反応し、駆け抜けました。新潟の千直は3戦3勝の負けなし。コース巧者が躍動したレースでした。

札幌のクイーンステークスも1番人気ミッキーチャームが自身2勝目となる重賞制覇。「外枠だったので内の馬を見ながらリズム良く走らせようと考えていました」との川田騎手の思惑通り、他馬の状況を読み切って、直線入り口で抜け出し疾走しました。これで洋芝は、函館・札幌で4戦4勝。秋に向けて弾みとなる勝利でした。


今週末は新潟・レパードステークス(GIII)、小倉・小倉記念(GIII)が行われます。今週も会員皆様のご愛馬の活躍を祈念いたします。


※ 【沓冠】の解説
和歌の折句の一種。意味のある10文字の語句を、各句の初め(冠)と終わり(沓)に1字ずつ詠み込んだもの。「沓」とは、体の一番下に着けるもので、「冠」とは、一番上に着けるものであることから、「沓冠」といわれる。 平安貴族の「言葉遊び」で、短歌の中に、本文とは違う言葉を忍び込ませて、和歌の表面とは違ったメッセージを密かに伝えているところが、面白いところ。

※歌人“京雅”さん
長く競馬サークルに住みついている覆面歌人。本年から、当協会ホームページで連載開始。渾身の一首をお届けするので皆さんも、是非、謎解きに挑戦してください。