きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

夏競馬スタート

6月30日は、山内研二 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

先週行われた宝塚記念は、5歳牝馬のリスグラシューが優勝。エイトクラウン(1966年)、スイープトウショウ(2005年)、マリアライト(2016年)に次ぐ史上4頭目の牝馬による同レース制覇となりました。今年上半期のG1戦線を振り返ると、フェブラリーステークスでの藤田菜七子騎手初G1参戦、インティが7連勝でG1制覇に始まり、高松宮記念では3番人気ミスターメロディが優勝。2着に12番人気セイウンコウセイ、3着に17番人気ショウナンアンセムが入り波乱のG1戦線スタートとなりました。アーモンドアイ、レイデオロなど昨年秋競馬を盛り上げた主役が海外へと遠征する中、国内古馬戦線では、大阪杯でアルナスライン、天皇賞(春)はフィエールマンと勝ち、ヴィクトリアマイルでは4歳牝馬のノームコアが優勝。安田記念ではインディチャンプがアーモンドアイを破りマイル王へと輝きました。

3歳クラシック戦線は桜花賞がグランアレグリアが牝馬路線で強さを見せつけると、皐月賞ではサートゥルナーリアが無敗で一冠目を獲得。NHKマイルカップはアドマイヤマーズがグランアレグリアを昨年暮れに続いて退け優勝。ダービーではサートゥルナーリアが単勝1.6倍の圧倒的支持を集めるも、12番人気ロジャーバローズが内枠から先行してそのまま押し切って優勝。3歳馬の頂点へと立ちました。

また中山グランドジャンプではオジュウチョウサンが前人未到の同一G1・4連覇を達成しました。

G1売り上げの面では、12競走中8競走で前年を上回り、売得金は前年比104.3%増。入場人員も同101.1%と共に増加の結果となりました。

今週は中京競馬場でCBC賞、福島競馬場でラジオNIKKEI賞が行われます。昨年の菊花賞馬フィエールマンは、ラジオNIKKEI賞から直行して最後の一冠を奪取しています。夏競馬とともに、秋へ向けて物語が再びスタートを切られます。

×