きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

春の東京・京都開幕戦はGIへのステップ

4月20日は、梅田智之 調教師、鈴木孝志 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

桜の季節と共に開催される春の中山・阪神競馬が先週をもって終了となりました。アルアインの復活劇(大阪杯)、グランアレグリアの完勝(桜花賞)、3頭の叩き合いを制したサートゥルナーリア(皐月賞)とドラマ溢れる熱戦が繰り広げられました。
今週からは春の東京・京都開催が始まります。この開催の目玉は日本ダービーと天皇賞(春)ですが、その他にも東京5週連続GI開催など見どころ満載の開催ですので、是非、競馬場に脚を運んでいただければと思います。
さて、今週はGI競走はいったんお休みとなりますが、重要なステップレースが東西で行われます。

東京ではオークスのトライアル競走フローラステークス。京都では安田記念へと続くステップレース、マイラーズカップが行われます。
フローラステークスには馬もオーナーも重賞初挑戦となるネリッサが出走。「一生に一度のオークスという夢の舞台に向けて、何とか頑張って欲しいです。東京は勝ちあがって相性の良い舞台ですし、石川騎手が連続騎乗してくれますので楽しみに応援します」と木村廣太オーナーは愛馬の活躍を願っていました。
マイラーズカップにはダノンプレミアムが登場。前走、金鯱賞では休み明けを苦にせず能力を見せつけました。オーナーの(株)ダノックスは「前走9カ月ぶりに出走でしたが、GIIで圧勝できました。今回、春の目標である安田記念を目指してここを一叩きし調整したいと思いますが、1600mは得意な分野なのでマイラーズカップでも強いところを示してほしいです。」とコメントをいただきました。


さて、今週は競馬サークルに名馬の訃報が2件届きました。
17日、1年1ヶ月の休み明け後、2連勝し天皇賞(春)の出走を予定し、調教をしていたシャケトラが左第1指骨粉砕骨折を発症、予後不良となり、安楽死の処置がなされました。
また同じ日にJRAより、1993年の阪神3歳牝馬ステークス、1994年のエリザベス女王杯を制したヒシアマゾンが繋養先のアメリカのポログリーンステーブルで死亡したと発表がありました。
両馬のこれまでの功績を改めて讃えるとともに、ご冥福を心よりお祈りいたします。

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