きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

電撃の6ハロン!

3月23日は、横山 和生 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

競馬界とは離れますが、大リーガーのイチロー選手が引退を発表し、スポーツ界は衝撃に包まれました。競馬の世界でもスーパーホースの引退の際はレースシーンが走馬灯のように思い起こされます。オグリキャップの有馬記念、常に怪我と隣り合せだったトウカイテイオー、記憶に新しいところではディープインパクトなど・・・イチロー選手の引退のニュースでこんな名馬たちが、ふと過りました。

さて、今週の競馬会の話題は何と言っても、電撃の6ハロン、中京競馬場の芝1200mで行われる春のスプリント王者決定戦、GI高松宮記念です。藤田菜七子騎手、2度目のGI騎乗でも注目されるレースですが、注目馬は京阪杯=>シルクロードステークスと重賞連勝で臨むダノンスマッシュとオーシャンステークスで他馬を寄せ付けない逃げで圧倒したモズスーパーフレアの直接対決に関心が寄せられます。ダノンスマッシュの馬主(株)ダノックス様からは「前走は直線、前が詰まり一瞬ビックリもしましたが、上手く外に交わして豪脚を発揮して快勝しました。今回は相手が強くなりますので、自分本来の脚を使って欲しいと思います」とコメントをいただきました。
また今年で3年連続の出走となるナックビーナスの小松欣也様からは「一昨年が8着、昨年が3着。なんとか3度目の正直、ということで優勝したいですね。以前はゴール直前にフワッと力を抜くところがありましたが、それも解消しつつあるようです。乗り役の大野騎手は4戦連続の騎乗でこの馬を把握していますので、すべてを託します」とお言葉をいただきました。
ナックビーナスとは反対に、1200m戦自体が初となるロジクライの久米田正明オーナーは「1200m初めてですが、馬の状態も良く、昨年の富士ステークス優勝以来のルメール騎手が騎乗してくれるので期待しています」と、こちらも騎手の手腕に期待を寄せておりました。

高松宮記念に関連するニュースでは、2000年の高松宮記念覇者キングヘイローの訃報が今週19日に飛び込んで参りました。クラシック時にコンビを組んでいた福永祐一騎手にとっては特別な思いで臨むレースとなりそうです。
電撃の6ハロン戦、瞬きすることなくレースをご堪能ください。

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