きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

伝統の重賞を制すのは!?

2月9日は、秋山 真一郎 騎手、武士沢 友治 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週は土曜日にクイーンカップ(GIII)、日曜日に京都記念(GII)と共同通信杯(GIII)と3つの重賞が組まれている豪華な週末です。いずれの重賞も50回以上を誇る伝統のある重賞です。

クイーンカップは昨年の2歳牝馬女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)2着のクロノジェネシスが出走。同レースではスタートで後手を踏みましたが、ラスト3ハロンの上がりの末脚はメンバー最速。府中の広い直線はこの馬に向きそうです。

京都記念は2016年の日本ダービー馬マカヒキが始動。近走の成績は奮いませんが、6歳となった本年も現役続行。ダービー馬の維持とプライドで復活の優勝を狙います。

3歳クラシック路線を占う意味で、毎年注目が集まるのが共同通信杯。今年は特に昨年の2歳牡馬チャンピオン、アドマイヤマーズが出走とあって注目度も高くなっています。デビューから朝日杯フューチュリティステークス(GI)まで1600mに出走しており、1800mは初距離。左回りは中京で経験していますが、東京コースは初めて。距離とコースの克服が鍵となりそうです。
さて、この共同通信杯、当協会所属の(株)ダノックス様には、シルクロードステークス、きさらぎ賞に続く3週連続重賞優勝がかかっており、その期待を背負いダノンキングリーが出走します。(株)ダノックス様は「前走ひいらぎ賞では2着とコンマ6秒の差で圧勝でした。東京のコースは初戦で経験済みなので、相手は強いと思いますが、末脚比べになれば期待できるかと思います」と愛馬を送り出しました。

過去の優勝馬からは、後のGⅠ馬も多く輩出している今週末の3重賞。優勝馬のその後も要チェックです。
また、小倉競馬が今週から開幕します。中山馬主協会では日曜日から小倉競馬研修旅行を実施し、小倉競馬の開幕戦を実際の目で視察してまいります。冬の九州は食事も美味しく、九州の冬の味覚を堪能しがてら、是非、読者の皆様も小倉競馬場にも足を運んでみてください。

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