きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

歌人“京雅”さんからの和歌(沓冠) きさらぎ賞

2月7日は、小坂 忠士 騎手、高橋 義博 調教師、西浦 勝一 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
今週も覆面歌人 京雅さんから和歌(沓冠※)が届きました。
先週は東京新聞杯ときさらぎ賞が行われましたが、当協会の会員様が優勝したきさらぎ賞を詠んでくださいました。隠れたメッセージを読み解いてください。(メッセージの答えは最後に)

きさらぎ賞 京雅
良いわ位置
道中控え
二位で追い
まあ猛追さ
上手いチェイサー

隠れたメッセージは「よどにまう ちぇいさー → 淀に舞う チェイサー」です。
良()いわ位置(
道()中控え(
二()位で追い(
ま()あ猛追さ(
上()手いチェイサー(


<京雅さんからのメッセージ>
京都競馬場で行われた、きさらぎ賞優勝のダノンチェイサー。
最初行きたがっていたようでしたが、2番手につけ、直線は強い脚を活かし猛追。
ラスト、ムチが入ると、瞬間の加速力で突き抜け.素晴らしい快勝。
京都競馬場のある淀の地で、ダノンチェイサーが舞った瞬間でしたね。
重賞初制覇おめでとうございます。理想な展開に川田騎手も、「課題の折り合い面も辛抱してくれましたし、この馬としてはよく我慢したなかで、いいリズムで走れていたと思います」とコメント。
この馬は、着実に成長し安定感が増しててるようで、クラシック路線が楽しみになりましたね。

今週末も重賞が3つあります。馬券の行方と共に、来週どのような和歌が届くかも楽しみしながら、盛り上がっていただければと思います。


※ 【沓冠】の解説
和歌の折句の一種。意味のある10文字の語句を、各句の初め(冠)と終わり(沓)に1字ずつ詠み込んだもの。「沓」とは、体の一番下に着けるもので、「冠」とは、一番上に着けるものであることから、「沓冠」といわれる。 平安貴族の「言葉遊び」で、短歌の中に、本文とは違う言葉を忍び込ませて、和歌の表面とは違ったメッセージを密かに伝えているところが、面白いところ。

※歌人“京雅”さん
長く競馬サークルに住みついている覆面歌人。本年から、当協会ホームページで連載開始。渾身の一首をお届けするので皆さんも、是非、謎解きに挑戦してください。

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