きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

躍動する3歳馬

ようこそいらっしゃいませ。

先週行われたジャパンカップは、3歳牝馬アーモンドアイが古馬を一蹴して優勝し4つ目のG1タイトルを手にしました。勝ちタイムが2分20秒6。2005年にアルカセットがハーツクライとの叩き合いの末に16年ぶりにレコードを更新したときもかなりの衝撃でしたが、アーモンドアイはそのタイムを大きく塗り替えました。その走りと強さに、ただただ驚くばかりです。
2012年、2013年とオルフェーヴルが凱旋門賞に挑戦しいずれも2着に敗れたとき、敗戦のショックから日本馬がこの世界の壁を開くのはだいぶ遠く先のようにさえ感じさせられました。それがわずか年後には新たに世界挑戦への期待感を充分に持たせる名馬を誕生させたのですから、日本馬のレベル、層の厚さを改めて実感させられます。

日曜にはダートの頂点を決めるチャンピオンズカップが行われます。今年は15頭の出走です。前日オッズではルヴァンスレーヴが単勝2.0倍で1番人気に支持されました。こちらもジャパンカップ同様、3歳馬が人気を背負ってのレースを迎えそうです。先週につづき今週も3歳馬の躍動なるか。砂の舞台もその先に世界への期待を高めるような走りに期待したいです。

×