きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

歌人“京雅”さんからの和歌(沓冠) 有馬記念

12月30日は、小島 太一 騎手、大竹 正博 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
11月27日のニュース&トピックスで和歌(沓冠※)を披露してくださった覆面歌人 京雅さんが、来年から毎週木曜日に一首、重賞競走結果や競馬サークルに関する和歌(沓冠)を読んでくださいます。
来年からの連載に先立って、京雅さんからメッセージ付で有馬記念の和歌が届いています(メッセージの答えは最後に)。

有馬記念 京雅
ゆく年は
名馬負けるな
雨降る日
リードしてほら
真顔乗り役

答えは「ゆめありま はなひらく=夢有馬 花開く」です。
ゆ()く年は(
名()馬負けるな(
雨()降る日(
リ()ードしてほら(
真()顔乗り役(


有馬記念はオジュウチョウサンが注目を集めましたが、結果は3歳馬のブラストワンピースが優勝。まだまだ若い3歳での優勝。有馬記念で、将来の花が開いた、というメッセージです。


※ 【沓冠】の解説
和歌の折句の一種。意味のある10文字の語句を、各句の初め(冠)と終わり(沓)に1字ずつ詠み込んだもの。「沓」とは、体の一番下に着けるもので、「冠」とは、一番上に着けるものであることから、「沓冠」といわれる。 平安貴族の「言葉遊び」で、短歌の中に、本文とは違う言葉を忍び込ませて、和歌の表面とは違ったメッセージを密かに伝えているところが、面白いところ。

※歌人“京雅”さん
長く競馬サークルに住みついている覆面歌人。来年から、当協会ホームページで連載開始。渾身の一首をお届けするので皆さんも、是非、謎解きに挑戦してください。

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