きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

前例なきチャレンジ

10月21日は、新開 幸一 調教師、松元 茂樹 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は京都競馬場で3歳牡馬クラシック最終戦の菊花賞が行われます。土曜時点の前日オッズが発表されました。
1番人気はブラストワンピースで単勝3.1倍、2番人気がエタリオウで4.6倍、3番人気がエポカドーロで5.8倍、4番人気がジェネラーレウーノで9.1倍、ここまでが10倍を切るオッズで以下グロンディオーズが12.4倍、フィエールマンが13.7倍、メイショウテッコンが14.9倍、グレイルが17.6倍、アフリカンゴールドが23.4倍、ユーキャンスマイルが28.2倍、グローリーヴェイズが54.1倍、ステイフーリッシュが68.6倍、タイムフライヤーが86.4倍、オウケンムーンが88.4倍、コズミックフォースが89.1倍、シャルドネゴールドが106.6倍、アイトーンが179.9倍、カフジバンガードが195.7倍とつづいています。

今年の牡馬クラシック戦線は昨年朝日杯フューチュリティステークスを制覇したダノンプレミアムが、皐月賞を直前にして思わぬ形でクラッシック戦線離脱。三冠の声もあった主役が抜けたことで、一転して混戦模様となりました。一冠目の皐月賞では7番人気のエポカドーロが制覇。ダービーでは5番人気のワグネリアンが一躍主役に返り咲くも、菊花賞とは別路線へと進み、クラシック最後の一冠はダービーで2番人気だったブラストワンピースが中心となって迎えることとなりました。

そのブラストワンピースはこれまで5戦4勝。ダービーでは力を出しきれずの5着で、夏の新潟記念を使っての菊花賞参戦となりました。夏場の上がり馬が菊花賞を制覇するケースはこれまで例はあるものの、実力馬が夏場の重賞を使っての菊花賞参戦はこれまで前例のない異例のローテーション。トライアルを使わず2か月のレース間隔が、今後の選択肢のひとつにもなっていくのか、いずれにしても前例なきチャレンジに注目が集まります。

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