きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

豪華メンバーが府中に集結

10月13日は、義 英真 騎手、竹之下 智昭 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週は牝馬三冠最終戦、秋華賞(GI)が京都競馬場で行われます。話題の中心は春の二冠を圧倒的な強さで駆け抜けた二冠馬アーモンドアイの三冠達成か否かでしょう。春のオークス(GI)からの直行は決して王道ローテーションと言えませんが、じっくり調整し、万全の状態で戦えれば戴冠に1番近い存在です。最大のライバルは、春もアーモンドアイと火花を散らしたラッキーライラックか、トライアル・ローズステークス(GII)を制したカンタービレか、、、いずれにしても楽しみな一戦となりそうです。

土曜日には東京競馬場でアイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(GII)が行われます。当レースは2011年にGIIIからGIIに格上げされ、2014年には優勝馬に秋の牝馬最強決定戦、エリザベス女王杯(GI)への優先出走権が付与されました。昨年にはアイルランドとの外交樹立60周年を記念して、名称を現在のアイルランドトロフィー府中牝馬ステークスとし、両国の交換競走になっております。
今年の出走馬は、昨年のオークス馬のソウルスターリング、秋華賞馬のディアドラ、そして、春のヴィクトリアマイル(GI)優勝馬ジュールポレールと同2着のリスグラシューの参戦など、全11頭中8頭が重賞優勝馬(うち半数の4頭がGI馬)で、当レースが最強牝馬決定戦といっても過言でないほどの豪華メンバーです。
春のヴィクトリアマイルを制して、春秋最強牝馬の座を狙うジュールポレールの(株)G1レーシング様からは「GI馬としての臨む一戦で、その名に恥じない戦いができればと思います」とコメントをいただきました。また春の中山牝馬ステークス(GIII)を制し、逃げ馬としてこのレースを更に盛り上げてくれる存在と言えるカワキタエンカのオーナー、川島吉男様は「強いメンバーが揃ったな、、、というのが正直な感想ですが、“逃げ”というこの馬の持ち味を活かして、前が残る展開になってくれたら嬉しい」と、やはり豪華メンバーが集まった印象を口にされておりました。

東京の芝1800mというスピードと持続力の両方が求められる舞台を華麗に制するのはどの馬か、、、まもなく乙女たちの熱い戦いの火蓋が切られます。

×