きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2歳リーディング中間結果

9月22日は、石川 裕紀人 騎手、藤沢 和雄 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週は、日曜日に中山でオールカマー(GII)、阪神で神戸新聞杯(GII)が行われますが、土曜日は重賞がないため、2歳戦にスポットを当てたいと思います。

6月から始まった2歳戦もちょうど折り返し地点を迎えました。競走馬全体の種牡馬ランキングと並んで注目されるのが毎年の2歳馬に限定した種牡馬のランキングで、産駒が獲得した取得賞金でランク付けされます。2歳馬の活躍は次年度のクラシックでの活躍と連動するため、種牡馬の世界でもクラシックに向けた戦いが始まっています。またクラシック路線以外でも、重賞優勝など活躍馬の種牡馬は次年度の種付数増に繋がるなど注目度が高いランキングです。

9月20日時点でのJBISーサーチの2歳ランキングによると、首位はロードカナロア。本ホームページのニュース&トピックスにも喜びのコメントをいただいた新潟2歳ステークスの覇者、ケイデンスコールが代表産駒として挙げられます。2位は、今年から産駒がデビューしているジャスタウェイ。新潟の2歳オープン、ダリア賞を制したアウィルアウェイが活躍しています。次いで、キンシャサノキセキが3位となっています。キンシャサノキセキは重賞での収得賞金の獲得はありませんが、出走頭数や出走回数が多く、多くの馬がデビューし、順調に2戦目、3戦目に臨めていることがランキング上位の要因と言えそうです。

土曜日の中山新馬戦では、1位ロードカナロア、2位ジャスタウェイ、3位キンシャサノキセキの産駒が揃って参戦。また阪神9Rの2歳オープンききょうステークスではロードカナロア産駒1頭とキンシャサノキセキ産駒が3頭エントリーしており、上位馬が東西で凌ぎを削ります。

競馬ファンの思い出に残る名馬たちが、今は父親として戦っています。かつて応援した馬の子供を応援するのもまた、ブラッド(血統)スポーツと言われる競馬の醍醐味の1つです。

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