きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ダービーウィーク

5月26日は、佐久間寛志 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週はダービーウィークということもあり、競馬サークルの話題は日本ダービーが中心ですが、週末は日本ダービーの他に2つの重賞競走が行われます。

土曜日には、新設重賞の葵ステークスが行われます。3歳のスプリント路線は、これまで1200mの重賞競走がなく、若いスプリンターにとっては賞金加算の機会が限られていました。それを解消し、夏以降のスプリント路線でも3歳馬が活躍できるように、本年から同レースが新設重賞に昇格しました。
また日本ダービー後の最終レースとして定着しつつある、目黒記念(GII)も行われます。こちらには今年の天皇賞(春)で5着と好走したチェスナットコートが出走を予定しています。同馬についてはオーナーより「天皇賞は頑張ってくれましたが、今回のハンデが見込まれすぎかなと思うところがあります。末脚の切れ味を活かして掲示板に入るくらいの結果は出してもらいたいです。」とハンデ戦の難しさをお話いただきました。2頭出しとなるソールインパクトについては「昨年アルゼンチン共和国杯で2着をとっておりますし、東京のコースと相性がいいので、結果を期待しております」と初の重賞制覇を待ち望んでおられました。

また、この1週間は他にも多くのニュースがありましたので、ご紹介します。

GIを7勝し、2000年の年度代表馬にも選ばれたテイエムオペラオーが亡くなりました。週末の東京・中山・京都・阪神・小倉の各競馬場ではテイエムオペラオーへの献花台・記帳台が設置されます。
また中山競馬場で行われていた2007年朝日杯フューチュリティステークス(JpnI)に優勝し、種牡馬として繋養されていたゴスホークケンの訃報もありました。

悲しいニュースだけではなく、驚きのニュースも飛び込んで参りました。
障害GI5勝、重賞9連勝中で障害界の頂点に立つオジュウチョウサンが平地競走に挑戦することが発表されました。将来的に、平地のGIや重賞に出走するための挑戦のようです。障害の頂点を極めた同馬が平地に戻り、どのような成績を残すのか注目が集まります。

競馬サークルが1年で最も緊張に包まれるダービーウィーク。今年は何が起こるのでしょうか。

×