きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

西からダービーへ

5月5日は、小林徹弥 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週はゴールデンウィーク期間ということで、競馬の一層の盛り上がりが期待されます。東京ではNHKマイルカップ(GI)、京都では京都新聞杯(GII)、そして新潟では新潟大賞典(GIII)と3場で熱い戦いが繰り広げられます。

土曜日、京都の京都新聞杯は創設から1999年まではクラシック最終戦の菊花賞の前哨戦として親しまれ、2000年から現在と同様に5月に行われるようになりました。
5月に移設され最初の京都新聞杯の勝ち馬はアグネスフライトと河内洋騎手の名コンビ。ここをステップに向かった日本ダービーでも、弟弟子である武豊騎手のダービー3連覇をハナ差制しての優勝。白川次郎アナウンサーの「河内の夢はどうだっ」という名実況、場内からの“河内コール”は今でも記憶に残ります。

2013年の京都新聞杯では、キズナと武豊騎手のコンビが躍動します。皐月賞に出走する資格は十分にありましたが、ローテーションの関係から京都新聞杯に出走。スタートで後手を踏み、道中は最後方でしたが、直線一気の脚で優勝。続く日本ダービーで最内枠からの優勝し、武豊騎手はディープインパクト、キズナで史上初の同一騎手による日本ダービー父仔制覇を成し遂げたことは記憶に新しいところです。

さて、今年の京都新聞杯は17頭が日本ダービーへ向けてスタンバイ。前走500万下の特別競走を優勝しここに臨む、5枠9番ロードアクシスの(株)ロードホースクラブ様からは「まだまだ課題は残すものの、大舞台へ向けての試金石です」との声。また同じ5枠のレイエスプランドルの(有)サンデーレーシング様からは「短期放牧でリフレッシュを図り、状態は良好です。連勝の勢いに乗って、重賞初制覇を期待します」とのコメントをいただいています。

西からダービーへの切符を手にするのはどの馬か。注目の一戦が始まります。

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