きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

スワーヴリチャードG1奪取

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日曜阪神競馬場では古馬春の三冠ロードの初戦となる大阪杯が行われました。G1となってから今年で2回目となるレースで16頭が出走し、1番人気スワーヴリチャード、2番人気アルアイン、3番人気サトノダイヤモンド、4番人気シュヴァルグラン、5番人気ミッキースワローで上位人気を形成。レースは1番人気のスワーヴリチャードが人気に応えて初のG1タイトル奪取となりました。

それにしても驚いたのはミルコ・デムーロ騎手の騎乗でした。スワーヴリチャードはスタート直後は後方2番手での位置取りで進める展開となり、逃げたヤマカツライデンが1000m通過1分1秒1のペースに落とし込むと、外からスワーヴリチャードが一気にまくって前に進出。ポジションをどこまで上げるのかと思っているとそのまま先頭に押し上げ、4コーナーでも持ったままで直線に入り、最後はペルシアンナイト、アルアインの追撃もさらにひと伸びして振り切り強さを魅せつけての勝利となりました。苦手と言われていた右回りも克服。古馬主役に名乗りを上げ、今年の走りが楽しみとなるレースとなりました。

2着にはペルシアンナイト、3着にはアルアイン、4着ヤマカツエース、5着ミッキースワローで掲示板には4歳馬が4頭刻まれ、今年の古馬戦線は4歳馬の躍動が予感される結果となりました。

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