きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ゴドルフィン大旋風

4月19日は、吉田豊 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

新装なったパリロンシャン競馬場、2年ぶりの開催で盛り上がっていますが、先週15日には牡牝それぞれのクラシック最重要前哨戦が行われました。牡馬のG3フォンテーヌブロー賞は、昨年の勝ち馬ブラムトが仏二冠、一昨年の3着馬アルマンゾルはここを叩いて5連勝で仏ダービー、愛チャンピオンS、英チャンピオンSなどを制しヨーロッパ3歳王者に輝いています。09年シルヴァーフォレストは仏2000ギニー、08年タマユズはジャックルマロワ賞、04年アメリカンポストは仏2000ギニーとクラシック馬、上級G1馬を続出していることで有名です。日本で言えば弥生賞みたいなイメージで王道中の王道路線です。

今年はミカエル・バルザローナ騎乗のウットンが、クリスチャン・デムーロ騎乗のジャンリュックラガルデール賞2着オルメドを頭差制して土つかずの3連勝を飾っています。先だってのドバイミーティングでG1・5レース中ワールドC、シーマクラシック、ドバイターフなど4勝を固め打ちして大旋風を巻き起こしたゴドルフィンの所属馬で、先週は日本でもタワーオブロンドンがアーリントンCを快勝したように、世界規模での活躍が止まりません。

一方、牝馬のグロット賞は仏版チューリップ賞でしょうか?昨年の勝ち馬センガは仏オークス、12年のディープインパクト産駒ビューティーパーラーは仏1000ギニー、11年ゴールデンライラックは仏牝馬二冠、08年ザルカヴァbyザミンダール7戦7勝で仏牝馬二冠、凱旋門賞を制した歴史的名牝でした。フォンテーヌブロー賞ともどもG3とは思えぬ格の高さを誇っています。ムーシースアミカというドーンアプローチ産駒がデビュー戦から連勝で関門突破!鞍上はまたバルザローナ騎手で、勝負服はと見ればゴドルフィンブルーです。手がつけられません。この勢いが果たしてシーズン後半まで持続されるのか?海外馬券購入の大きな検討ポイントになりそうです。

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