きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

桜へとつづく前線

3月17日は、藤岡 佑介 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週は土曜にフラワーカップとファルコンステークス、日曜にスプリングステークスと阪神大賞典と豪華4つの重賞が行われます。また重賞ではないものの、土曜阪神のメイン・若葉ステークスには昨年のホープフルステークス覇者タイムフライヤーが登場。皐月賞へ向けて、トライアルで今年初戦を迎えます。ファルコンステークスはNHKマイルカップに向けてのレースですし、3歳牝馬限定重賞のフラワーカップは桜花賞・オークスへとつづく牝馬クラシック路線の前哨戦、スプリングステークスに若葉ステークスは皐月賞トライアルと、クラシックの蹄音がいよいよ近づいてきたと感じさせます。

土曜中山のメイン・フラワーカップには、今年は13頭が出走します。
昨年はファンディーナが3連勝でこのレースを飾り皐月賞へと挑戦し、牡馬をしのいで1番人気に支持されました。フラワーカップで思い出すのは2005年のレースです。シェイクスピアの喜劇「十二夜」から名前をとったスペシャルウィークの仔シーザリオが出走。新馬戦、寒竹賞と牡馬を破って一躍スター候補となり、フラワーカップでは単勝1.4倍の圧倒的支持に応えて優勝。桜花賞こそラインクラフトにアタマ差届かず2着に終わるも、オークスを勝ちアメリカに渡って日米オークス制覇の偉業を成し遂げました。繁殖牝馬としてもエピファネイアにリオンディーズのG1馬を送り出しています。

フラワーカップの過去の出走馬には、キストゥヘヴンにダンスインザムードなど桜花賞馬に、サンテミリオン、スマイルトゥモローらのオークス馬がいます。阪神・桜花賞へとつづく、中山からの桜前線にぜひご注目ください。

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