きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

こぶしの利いた逃脚

3月11日は、菅原 隆一 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

土曜中山競馬場で行われた中山牝馬ステークスは、6番人気のカワキタエンカが鮮やかな逃げ切りVで初の重賞制覇となりました。外枠からのスタートでダッシュを決めて先頭に立ち、1000m通過61秒3のマイペースに持ち込み、直線では3番手追走から迫るフロンテアクイーンを半馬身振り切っての勝利でした。

カワキタエンカは父ディープインパクト、母父クロフネ、母カワキタラブポップの血統です。昨年クラシック戦線では桜花賞7着、ローズステークス2着から挑んだ秋華賞は逃げて粘りきり5着で掲示板確保した結果を残しています。年明け初戦は洛陽ステークスでは2番人気に支持されるもご機嫌斜めで10着でしたが、今回は最後まで持ち味を活かした走りを魅せてくれました。ヴィクトリアマイルでもこぶしの利いた逃げ脚で大駆けを期待したくなる結果でした。

日曜は阪神競馬場で桜花賞トライアルのフィリーズレビュー、中京競馬場では大阪杯前哨戦の金鯱賞が行われます。金鯱賞には凱旋門賞以来となるサトノダイヤモンドが出走。明け4歳のスワーヴリチャード、ブレスジャーニー、同レース三連覇を狙うヤマカツエースと激突します。王者復権なるか、レースに注目が集まります。

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