きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

オープン競走のリステッド格付け

3月10日は、金子 光希 騎手、蛯名 利弘 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週JRAより「JRAホームページ馬場情報に関する変更について」と「一部オープン競走のリステッド格付けについて」が発表されました。馬場情報に関する変更は、JRAホームページ上に馬場状態を決定する際の参考として測定している含水率を公表するもので、7月27日(金)からJRAホームページの掲載内容が変更されます。変更後のイメージとして掲載されている当日情報によれば、4コーナーおよびゴール前の含水率がパーセント表記で公表されるようです。
できることならば、ゴール前といっても内側と外側でもまた含水率は異なるでしょうから、各地点ごとに計測され今の馬場状況がわかればより戦略的なレース判断にもつながるのでしょうが、まずは馬場情報のさらなる情報提供へ向けての第一歩といったところでしょう。

合わせて公表された「一部オープン競走のリステッド格付けについて」では、2019年春季競馬からオープン競走の一部をリステッド競走と格付けされることとなりました。セリ名簿においてリステッド競走は太字で記載されることから、グレード競走同様に生産の指標としても非常に重要な競走として認識されています。オープン競走の中で質の高い競走をリステッド競走として格付けがなされ、たとえばキャピタルステークス(L)といった形で競走名の後ろに「(L)」が付け足されます。桜花賞トライアルのアネモネステークス、皐月賞トライアルの若葉ステークス、アイビーステークスなどレーティング基準値100などを目安に65競走の予定が予定しているようです。
2019年夏からは降級制度廃止も実施され、合わせて同年春から行われるオープン競走の格付けによってレースの模様もまた変わってきそうです。

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