きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2018.2.7

新星現わる!

2月7日は、小坂 忠士 騎手、高橋 義博 調教師、西浦 勝一 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

先週日曜の京都未勝利戦でコパノキッキングが鮮やかな逃げ切り勝ちを決めました。まだ新馬戦もたっぷり残っている時期に、敢えて経験馬相手の難関を選び見事に突破したのは驚きでした。10番人気で単勝3450円の高配当も当然だったでしょうか。でも強さは本物で、着差の8馬身も圧巻でしたが、勝ちタイム1分12秒9は前日の古馬1000万下と同じで堂々と胸を張れるものです。ドクター・コパこと小林祥晃さんの愛馬です。

コパさんと言えば、単勝2万7210円の最低人気でフェブラリーSを逃げ切り、翌年は一番人気で連覇、最終的にはダートG1を11勝の日本最高記録を樹立した破天荒ホース・コパノリッキーを世に送り出しています。マスコミやファンに注目されることもなくデビューして、あれよあれよという間にスターにのし上がる競馬版太閤記を実現することにかけては当代随一のお一人なのは間違いがありません。健康で丈夫な馬が多いのも際立っています。馬を見る目はもちろん、馬の状態と相談しながら実践を重ねていく使い方にも長けています。

キッキングが世間に知られたのは、先日のアメリカ三冠レースの登録馬発表でした。当時は未出走馬の身で驚かされたものですが、そのチャレンジが決して無謀ではなかったことをデビュー戦で証明したことになります。
デピュティミニスター系シルヴァーデピュティ産駒の父スプリングアットラストはダートマイルで1分33秒59のレコードを出したこともある快速馬で、古馬になって充実しG2ゴドルフィンマイル、G1ドンHなどを勝っています。母にリボー系のヒズマジェスティ=グラウスターク3X2の全兄弟クロスを抱え、パワフルなスピード馬というイメージでしょうか。ファシグティプトンの競り市で10万ドルで購買された馬ですが、2歳馬のトレーニングセールでしたから、その時点でそれなりに仕上がっていた可能性は高いでしょう。どこまで伸び代があるか?このあたりが課題です。ケンタッキーダービーへの道は、まだ遥か遠く険しいのですが、壮大な夢へのチャレンジを精一杯応援したいと思います。