きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

格が上か、勢いが上か

1月20日は、草野 太郎 騎手、小桧山 悟 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

金杯からスタートした1回中山も最終週を迎えました。日曜メインを飾るのはアメリカジョッキークラブカップです。2015年の有馬記念馬ゴールドアクターが出走。昨年宝塚記念2着以来のレースで武豊騎手との新コンビを組んで迎える始動戦に注目が集まります。

ゴールドアクターが初のG1タイトルを手にした有馬記念では、当時8番人気でのレースでした。ゴールドシップの引退レースで、アルゼンチン共和国杯で初の重賞勝利を手にしたゴールドアクターは、4連勝でグランプリの座を獲得します。2着サウンズオブアースで、3着は当時まだ3歳で菊花賞を勝ったばかりのキタサンブラックでした。そのゴールドアクターも今年7歳で世代も移り変わり、ベテランとなってミッキースワロー、ダンビュライト、レジェンドセラーの威勢のよい明け4歳の挑戦を受けます。

ゴールドアクターは約7か月ぶりの実践で7歳ですから上積み、成長という点では4歳勢の方が上。連勝中のレジェンドセラーにしろ、前走力で押し切ったダンビュライトにしろ、セントライト記念を勝っているミッキースワローにしろ、まさにこれからが伸び盛りです。とは言え有馬記念馬。ゴールドアクターの格が勝るのか、4歳勢の勢いが勝るのか。そんな視点から今年のアメリカジョッキークラブカップを楽しみたいと思います。

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