きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

今年の海外馬券

1月4日は、本田 優 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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3月31日に開催されるドバイミーティングに日本調教馬が続々と参戦を表明し始めています。招待レースですから手を挙げれば出走できるというものではありませんが、たとえば芝2410mのシーマクラシックにはダービー馬レイデオロ、エリザベス女王杯馬モズカッチャン、秋華賞馬ディアドラなど錚々たるキャリアの持ち主が参戦を希望していますから、順調ならメイダンのターフに姿を現してくれそうです。外国馬の状況が現時点では良く分からないのですが、事実上の主催者でもあるゴドルフィンの総大将タリスマニックなんかは意欲満々でしょうね。BCターフを勝ち香港ヴァーズで2着した売り出し中の実力派です。

モズカッチャンとディアドラのハービンジャーコンビは1800mのドバイターフにも登録の構えです。去年のヴィブロス、一昨年のリアルスティールと日本馬が連勝中で、過去に遡っても破格のレーティング評価を受けたジャスタウェイ、このレースがきっかけでゴドルフィンに高額トレードされたアドマイヤムーンと勝ち馬を出している十八番のレースです。国際的な格付け・ハク付けという意味でも日本馬の価値向上に欠かせないレースとなっており、今後も中山記念などの前哨戦の内容次第ではさらに登録馬が増えそうなカテゴリーです。

メインのドバイワールドCはアウォーディーとゴールドドリームが参戦の意向を示しています。この分野でのチャンピオン国アメリカ馬の動向が読みにくいのですが、昨年2着後にG1を4連勝中でBCクラシックでアロゲートを破り新王者を襲名したガンランナーは、今月末の世界最高賞金レース・ペガサスワールドCがラストランで種牡馬入りが決まっていますから、アロゲートも引退した今年は絶対王者不在の戦いになりそうです。いったん種牡馬入りして昨年暮れに3年ぶりの実戦を勝ち上がったトーストオブニューヨークが、ペガサスワールドCの内容次第では挑戦してくるかもしれません。BCクラシックでハナ差2着の実績もある馬ですから、出てくれば大きな話題を呼びそうです。ドバイが終わればケンタッキーダービーの馬券も楽しめそうです。今年も国内、海外ともどもファンには楽しくもあり忙しいシーズンになりそうです。

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