きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

独壇場のレコードV

12月18日は、中内田 充正調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜阪神競馬場で行われた朝日杯フューチュリティステークスは、1番人気のダノンプレミアムが人気に応えて無傷の3連勝でG1制覇となりました。道中振り返ると、1枠1番からのスタートでダッシュを決めて3番手付近を追走、直線に入ると早々と先頭に立ち、あとは独壇場、後続をただただ突き離す圧巻の走りでの勝利となりました。人気だったステルヴィオ、タワーオブロンドンも直線追い上げるも、ダノンプレミアムから3馬身半離れての2、3着まで。ダノンプレミアムはゴール手前からターフビジョンを確認し馬を撫でるほどの余裕ある走りで、それでいて勝ちタイム1分33秒3のレースレコードですから、開いた口が塞がらないほどただただその強さに驚くばかりでした。

ダノンプレミアムは父ディープインパクト、母父インティカブ、母インディアナギャルの血統です。サウジアラビアロイヤルカップにつづいて重賞連勝。3戦3勝でのG1勝利となりました。
例年であれば2歳牡馬頂点と言えるのですが、今年から2歳戦線はホープフルステークスがG1に格上げされ、ホープフルステークスの結果を待ってとなっています。そのホープフルステークスには、モーリスの全弟ルーカス、デイリー杯2歳ステークスを完勝したビリーヴの仔ジャンダルムに、2戦2勝のサンリヴァル、フラットレーらが登録しています。
東スポ2歳ステークスを鬼脚で勝ったワグネリアンに、そのワグネリアンと新馬戦でハナ差叩き合いとなったヘンリーバローズ、復帰が待たれるレイデオロの全弟レイエンダ、シクラメン賞を破格のレコードタイムで勝ちクラシック候補に名乗りを上げているオブセッションなど、続々と素質馬が登場しています。いまから来年のクラシックが非常に楽しみになってきています。

×